恐竜の成体1匹と子ども34匹が密集している化石が、中国・遼寧省西部で発見された。詳しく調べた米中などの研究チームは、親が巣で子育てをしていた現場の可能性が高いとみている。9日付の英科学誌ネイチャーに発表された。
化石は白亜紀前期(1億3000万年前ごろ)の地層から03年に見つかった。小型草食恐竜プシッタコサウルスの仲間で、計35匹の化石が0.5平方メートルの範囲に集まっていた。子どもはいずれもほぼ同じ大きさで、腹ばいにうずくまって頭を少し上げる姿勢だったことなどから、研究チームは、別々に暮らしていた恐竜が死後に流されて1カ所に集まったのでなく、巣にいた親子がそのまま生き埋めになったと推測している。
by saru3toru
| 2004-09-09 09:47
| 科学情報
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