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小児の18%に耐性ウイルス=抗インフルエンザ薬タミフル

 抗インフルエンザ薬タミフル(リン酸オセルタミビル)を使用した小児患者の18%から、同剤に耐性を持つウイルスが検出されたことが、東大医科学研究所などの研究で分かった。論文は28日付の英科学誌ランセットに掲載される。
 タミフルは耐性ウイルスが出にくいとされ、厚生労働省は新型インフルエンザに備え2500万人分を確保する方針を決めている。同研究所の河岡義裕教授は「インフルエンザにかかったことのない子供は免疫がないためウイルスが増えやすく、耐性が出やすい。新型はだれも免疫がないので大人でも同じ。よく監視し耐性ウイルスが出たか確認しながら使う必要がある」としている。 
by saru3toru | 2004-08-27 10:34 | 科学情報
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