ヒトの遺伝子ハエと同じ2万2000個 

 ヒトゲノム(人の遺伝情報全体)を詳しく解析した結果、たんぱく質を作る設計図である遺伝子の総数が約2万2000個であることが判明した。従来、約3万2000個と予測されていたのが、大幅に減った。ショウジョウバエと同じぐらいの遺伝子数になる。理化学研究所や慶応大を含む日米英仏独中の国際研究グループが21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 ヒトゲノムの概要版などを基にした従来の予測は、実際にたんぱく質が確認されるなどした遺伝子数約1万5000個に、他の生物との類似性などからコンピューターが予測した数約1万7000個を合算していた。

 その後、ゲノム情報の正確さが向上。遺伝子研究が進んで約2万個が既知となり、コンピューター予測分も確実な約2000個に絞り込んだ。2個と数えられていた遺伝子が1個と判明した例や、遺伝子に似ているが、たんぱく質を作らない偽遺伝子だった例もあった。

 最近の研究でショウジョウバエの遺伝子数は約2万個とされ、数の上で人とあまり違わないことになる。
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by saru3toru | 2004-10-21 06:45 | 科学情報
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