数の概念には言語が必要?

b0013356_9402042.jpg 南米アマゾンの支流に住むPirahãという200人ほどからなる部族は非常に少ない言語しかもたず、数を表す言葉には、「一」、「二」、「たくさん」の3種類しかない。今回、コロンビア大学のPeter GordonらはPirahãが数の概念をどれくらい持っているのかをテストした。
 その結果、ごく簡単な数の比較、あるいは単に何本かの線を書き写すという作業であっても、数が3以上になるとほとんど正解することができないことが分かった。この結果はサイエンス誌に報告されている。
 これまでヒトは生まれながらにして数の概念を持っていて、たとえば赤ちゃんは言葉を覚える前にものの多い少ないを判断できるとされていたが、今回の結果は言語がなければ数の概念も発達しないということを示しており、これまでの考えを大きく覆すものだ。

Pirahãについて
Pirahãの言語
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by saru3toru | 2004-08-20 09:53 | 科学情報
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